去る8月1日に「茨城に進出したキョンを猟師と探す!」というイベントを実施しました。
巷で話題のキョンがほんとうに茨城に定着してしまったのか気になった次第です。
結論を申し上げると、キョンが定着しているかどうかは「わかりません」でした。しかし、この調査結果が少しでも後塵の役に立てばと思い、この備忘録を執筆します。
今回の調査箇所
今回調査したポイントは「筑波山」です。
筑波山をチョイスした理由としては、
- 茨城県が公表している直近のキョン目撃情報がつくば市周辺
- 千葉を北上して利根川を渡ったとすると、一番近い山林が筑波
- キョンといえど、基本は鹿。茨城の湿地帯に定住するとは考えにくい
という点でした。
いざ、筑波山
筑波山は鳥獣保護区に指定されているエリアが大半のようです。有害鳥獣による罠の設置などはまったく見かけませんでした。
鹿の痕跡はかなり少ない気がしました。
どちらかというとよく見かけたのは、猪が地面をほじくり返した跡です。
筑波山は猪が多く生息しているようで、道中の食事処にも猪鍋の看板が出ていました。
まあ、そんな簡単に見つかったら報奨金なんて制度が成り立たないので予想の範疇です。ただ、あまり鹿の痕跡も見当たらなかったことは結構意外でした。
まとめ
キョンが茨城に進出してしまったことが確定すると、これはかなり由々しき事態といえます。おそらく5年程度で関東全域に分布は広がってしまうと思います。ここ数年は、千葉という特殊な環境によってキョンを封じ込められていただけにすぎません。
今回は残念ながら幸運にもキョンを筑波山で見つけることはできませんでした。しかし、くまなく探し回ったわけではありません。トレイルカメラを設置してみるなど、さらなる調査が必要なのはいうまでもありません。
もし一緒にキョン探しを手伝っていただける方がいらっしゃいましたら、ぜひ私たちにコンタクトしていただけますと幸いです。
コメントを残す